ANA SKYコインどうやって貯めるの?どうやって使うの?徹底解説❗️
ANAが発行するANA SKYコインは国際線のANA便や国内線のANA便の他、AIR DOなどその提携エアラインの航空券購入に使えるポイントですが、その貯め方や使い方についてご紹介します。
ANAでは10コイン=10円として10円単位で航空券の購入などに利用できるSKYコインというポイント制度をマイレージとは別に設けています。
=SKYコインの貯め方=
①1マイル→1コインに交換。
手持のANAマイルを1マイル→1コインに交換できます。Min.は1マイルでMax.は200,000マイルです。10,000マイル以上の交換は10,000マイル単位での交換となるのですが、その代わりに交換倍率が会員ステータスによって変わります。
ANAマイレージクラブのブロンズ会員、プラチナ会員、ダイヤモンド会員なら9,999マイルまでは1.0倍の交換ですので、例えば、1,000マイル交換なら1,000コインに交換可能です。10,000〜19,999マイルは1.3倍、20,000〜29,000マイルは1.4倍と続き、最大1.7倍の交換比率となります。
②提携ポイントからの
nanacoポイントやJCBカードのOkiDokiポイントなど提携ポイントから個々の交換率でSKYコインに交換することができます。中には1回当たり交換手数料がかかるものもありますので注意が必要です。
③提携ショップ利用でコイン付与
有料番組WOWOWの利用申込みやリサイクルサイトBrandear(ブランディア)の利用などサービスの利用によって規定のコインが貯まります。
また、関連して全国でブライダル事業を展開するエスクリで結婚式を挙げると、その挙式代金に応じて、SKYコイン又はマイレージが獲得できます。
→公式HP:株式会社エスクリ
④アプリのガチャで獲得
ANAマイレージクラブのアプリから毎日、ガチャでSKYコインが獲得できます。
=SKYコインの使い方=
SKYコインは10コイン=10円、10円単位で国内線、国際線の航空券やツアー代金の決済に使用することができます。
特典航空券とは違い、SKYコインで購入した航空券で搭乗した時は、航空券の種別に応じてマイルとプレミアムポイントが付与されます。
SKYコインには交換から1年後の応当月の末日という有効期限があります。
例えば、2020年3月5日にマイルからSKYコインに交換した時は、2021年3月31日が有効期限です。
※2020年3月19日時点でANAは新型コロナウィルスの特別措置として、2020年3月31日から2021年2月28日までに有効期限を迎えるマイルやSKYコインについて、2021年3月31日まで有効期限が延長されます。
国際線航空券購入時の燃油サーチャージの支払いにも使えますが、特典航空券購入時の燃油サーチャージの支払いに使うことはできません。
他にSKYコイン使用対象外としては…、
・他社乗継便が含まれる航空券の購入
・重量超過手荷物料金、従価手荷物料金、ペット料金、ストレッチャー料金など追加の座席料金支払い
・手配済みの航空券の日程など変更時に発生する差額支払い
・特典航空券の発券手数料
では、どういった時にSKYコインを使うのがお得なのか、考えてみましょう。
SKYコインを手っ取り早く貯める方法には手元のマイルをSKYコインに交換する方法がありますが、1マイルは約2〜3円の価値があります。
なぜかというと、例えば大阪ー那覇の片道は航空券を購入すると、午前便の通常時で16,000円程度で、特典航空券で購入すると7,500マイル必要です。
16,000円÷7,500マイルで計算すると1マイル当たり2円程の価値ですね。ビジネスクラスやファーストクラスの航空券で計算するとその価値は1マイル当たり5〜10円にもなります。
したがって、SKYコインの規定通り10マイル=10SKYコイン=10円で交換すると1マイル当たり1円にしかならないので、基本、マイルは特典航空券に交換するのがベターだと思います。
ただし、次のような場合はマイルをSKYコインに交換するのが良いと思います。
・保有するマイルの有効期限が迫っているが、特典航空券を取る予定がない時(旅行の予定がない)
→マイルを有効期限切れで失うのは大変勿体無い話ですので、失効するくらいならSKYコインに交換して後日、航空券の購入などに使いましょう。
・保有するマイルで特典航空券を予約したいが、希望日に空きが無く仕方なく航空券を購入する時。
→できるだけ実費負担を抑えたいのに、マイルで希望の特典航空券の予約ができなければ、マイルをSKYコインに交換して使いましょう。どれだけのマイルをSKYコインに交換するかはどれだけ実費を負担できるかに依ります。
例えば、料金16,000円、特典航空券としては7,500マイルの航空券を予約する時、実費負担をゼロにするなら保有する16,000マイルを16,000SKYコインに交換して16,000円の航空券が購入できますが、1マイル当たり1円とお得感に欠けます。
一方で、特典航空券に必要な7,500マイルだけをSKYコインに交換して、残り8,500円を実費負担すれば1マイル当たり約2円の価値が出るので、マイルの使い方としてはこちらの方がお得ですが8,500円の実費が発生します。
・航空券の値段が抑えられているローシーズンの航空券購入時
→年末年始やGW、夏休みといったハイシーズンは路線によっては航空券の値段がローシーズンの2倍かそれ以上になることがあります。
一方で、特典航空券の予約に必要なマイル数は、ハイシーズンとローシーズンで比較してもせいぜい1.2〜1.5倍程度にしか増加しません。
したがって、ハイシーズンはマイルを使って特典航空券を予約し、ローシーズンは比較的安い航空券をSKYコインで購入するのが良いと思います。
(ただし、GWや年末年始は特典航空券が解放されていませんので、そもそも特典航空券の予約ができませんのでご注意を)
フライトに搭乗したり、陸(おか)マイラーとして日々のカード決済でマイルをザクザク貯めたけど、なかなか希望の特典航空券の予約ができなくて、有効期限が迫ってきてピンチ!なんていう時にはうまくSKYコインに交換してお得にフライトを楽しんでください!
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