大阪府泉佐野市が同市のふるさと納税を行うと品物とは別に10%もしくは20%のAmazonギフト券の進呈を行っています❗️予算は100億円とし、予算無くなり次第終了としています。
泉佐野市HPより引用
泉佐野市HPより引用
しかし、総務省が明らかに本来の趣旨と異なる手法であることから、問題視しており、昨今メディアでもこの取組は取り上げられています。
ところが、一般庶民の間では逆に話題となっており、泉佐野市のふるさと納税に殺到しているようです。しかもアクセスが殺到し過ぎて、容量が少なく負荷が軽い災害モードである緊急災害情報用のトップページが表示される事態になっています。
泉佐野市HPより引用
泉佐野市は大阪府南部に位置する市で、人口は10万人程度。関西国際空港(空港島の一部)やその対岸のりんくうタウンがある市として大阪で有名です。
Google mapより引用
関西国際空港開港時はりんくうタウンのさまざまなプロジェクトが予定されていましたが、バブル崩壊もあり市の財政は厳しくなっていきました 。
そんな財政立て直しを図るため、以前からふるさと納税による見返り品が豊富でお得な市として有名になりました。
どのような品物がいくらくらいであるのでしょうか?Amazonギフトの還元率とも比較してみていきましょう。
ふるさと納税で人気の高い食肉ですが、さまざまな牛肉が用意されていますね。
泉佐野市HPより引用
泉佐野市HPより引用
上の写真は同じ商品でも…、
◆10,000円でAmazon10%還元。(品物は順次発送)
◆15,000円でAmazon20%還元。(品物は5月以降発送)
泉佐野市HPより引用
ここが注意点ですが、同じ品物でもAmazon還元が10%か20%かで値段が変わってきます。
10,000円支出の場合は1,000円戻ってきます(10%還元)ので実質9,000円の支出です。
一方で15,000円支出して、3,000円戻ってきます(20%還元)ので実質12,000円の支出です。
もらえる品物は同じですから、10,000円でもらう方が手元の出費は抑えられます。
ただし、ふるさと納税の特典の一つである税効果{(納税額ー2,000円(自己負担))×税率=控除額}もありますので、一概に納税額が少ない方がお得とは言えないですね。
関連動画:ふるさと納税やってみた。
泉佐野市はこの後いったんふるさと納税を閉鎖するとしており、正直地元の物産とは関係のない品物もたくさん用意されていますので、政府からの規制によりいつ納税募集中止になるかもわかりません。
今年もふるさと納税を検討している方はこのキャンペーンに乗かってみてはどうでしょう?