国内各所から飛行機で大阪に来るとき到着するのが大阪国際空港(伊丹空港)と関西国際空港(関西空港)の2ヶ所があります。
関西空港は国際線、国内線ともに離発着している、まさに国内外の大阪の玄関口です。
一方、大阪国際空港は名前に国際空港が入っていますが、昔の名残だけで国際線の離発着はなく、国内線のみです。
大阪の北の中心部梅田(うめだ)や神戸、京都へ行くには関西空港より伊丹空港の方が所要時間から見てアクセスが良いのです。
したがって、大阪へ行ったことがある方は観光地へのアクセスの良さで伊丹空港の方を利用したことがある方も多いのではないでしょうか?
では、伊丹空港から大阪・梅田へのアクセス方法についてご紹介します。
まず一つ目は、重い荷物を持ってても乗ってしまえば安くて楽チンなリムジンバスです。
伊丹空港は2018年4月にターミナルの改修工事がなされ、JAL系とANA系で分かれていた到着口が1ヶ所に集約されました。
荷物回転台から到着口を出てターミナル内をまっすぐ進むと、出口扉前にリムジンバスの時刻表や乗り場の案内スクリーンがありますので、行き先を見て出発時間や乗り場を確認して下さい。
リムジンバスは地上階なので、エスカレーターかエレベーターで1階へ降ります。
バスのチケット売り場も1階にあります。
運賃は大阪・梅田までで片道大人640円で、時間は約30分です。
ちなみに、大阪のもう一つの空港、関西空港へもリムジンバスがアクセスしていますので、地方空港から伊丹空港まで来てリムジンバスで関西空港へ移動することも可能です。運賃は1,950円で約80分かかります。
他にも、京都や神戸にもアクセスしていますので、非常に使い勝手は良いと思います。
大阪・梅田へのもう一つの移動手段がモノレールと私鉄のセットです。
伊丹空港には大阪モノレールが乗り入れしており、途中駅で私鉄の阪急電鉄に乗り換えれば大阪・梅田にアクセスできます。
モノレールは空港ターミナルを出て、先ほどのリムジンバスとは逆の左へ行き、連絡橋を渡ると大阪空港駅に着きます。
大阪空港駅はモノレールの始発駅なので、間違って逆方面に行ってしまうという心配はありません。日中は全て門真市(かどまし)行きです。
出発すると、進行方向右手に高い位置から空港に駐機されている飛行機が見られます。
次の駅の蛍池(ほたるがいけ)駅で阪急電鉄に乗り換えますので、モノレールでは次で降りる準備をしておきましょう。
ネックなのはこのモノレールちょっと運賃が高くて、大阪空港ー蛍池は一駅ですけど200円かかります。
蛍池駅でモノレールを下車したら阪急電鉄の蛍池駅に乗り換えます。大阪(梅田)方面側のホーム です。
急行電車か時間帯によっては普通電車でも梅田に速く着きます。梅田駅は終点なので、乗り過ごすことはありません。
蛍池ー梅田の運賃は220円で、所要時間は約15分です。荷物が少なくて、費用重視の時は電車もありですね。大阪空港から乗り換えも含めて所要時間は30分、420円です。
時間をかけずに駅から遠いホテルなどに直行する際はタクシーも便利です。
タクシー乗り場はバス乗り場の道を挟んですぐ隣です。モノレールへの連絡橋の途中にタクシー乗り場に降りる階段、エレベーターがあります。
運賃は阪神高速道路を使って約5,000〜5,500円程度と高級です。所要時間は約30分です。
アクセス方法をまとめると以下の通りです。
◆リムジンバスバス 所要時間30分 運賃640円 荷物を預けて乗ってしまえば楽ちんです。
◆電車 所要時間30分 運賃420円 移動費用は非常に安い。途中駅で乗り換えが必要。
◆タクシー 所要時間30分 運賃約5,000円 目的地のすぐ前まで届けてくれる。運賃は非常に高いが人数で割れば割安感あります。
大阪国際空港に降り立って、大阪中心部へ行かれる方はその時の動きやすさや人数、急いでる度合いによって変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください❗️
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